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夫婦経営について(開業準備中)
主人と開業するにあたり、歯科衛生士として共に勤務する事になりました。ただ、家事や子育ての比重は私にあり、それは今後も変わらないと思うのでパンクしてしまわないか不安です。
主人が求める技術が高いので、期待に答えられるかわからず、気持ちがすれ違ってしまうこともあります。
全く医院に介入しないことも考えましたが、私自身衛生士としての仕事は好きで、現場には出たいです。
家事をしない。
掃除や洗濯、炊事は便利家電を使ったり、食事はスーパーの惣菜を利用したり、大掃除はダスキン等の業者に頼む。プラスの面は、家事に費やしていた時間を仕事や休息に使える。
マイナスの面は家事がゼロになる訳では無い、お金がかかる、栄養が偏る。
子育てもなるべくしない。保育園、幼稚園の延長保育や、学童保育を時間ギリギリまで利用する。ファミリーサポートを利用する。
プラスの面は子育ての時間を仕事に使える。
マイナスの面は、子どもと触れ合える時間が減る。子どもに寂しい気持ちをさせる。お金がかかる。
金銭面。
そして母親として子どもに手をかけたいという気持ち。
長男が障害があり、療育やフォローは私にしかできないため。
新規開業の準備段階から、夫婦で一緒に取組んで行くことは本当に素晴らしいと思います。
私自身も、起業する前段階から共に苦楽を共にできたことは非常に大きな財産となりました。
この一生で一番、大変な時期にサポートしてあげないことは夫婦間での溝を一生に渡り、残すことになることもあり、是非、一緒に開業という戦いに挑むことをおススメします。
もちろん、夫婦で医院を経営することは大変なことの連続です。
日々の仕事だけでなく、家事、育児まであるのですから、院長夫人にもかなりの負担がかかることは間違いありません。
ですので、家事、育児は最大限、手を抜くというか外注することが大事です。
全部、自分でやろうとしていたら過労で倒れるか、夫婦関係が破綻する可能性さえあります。
家事はなるべく、お手伝いさんなどを入れて、お掃除、できれば食事まで作ってもらえるサービスを利用されるのが良いかと思います。
それか食事は外食したり、テイクアウトを頻繁に利用されたほうが良いと思います。
もちろん、栄養面では食事を作ったほうが良いですが、栄養面に偏りがない食事を食べてるけど、家庭がギスギスしていたら、そっちの方が子供に悪影響を与える可能性が高いと私は思います。
子育てについても同様で、もちろん、自分たちでないとできないことはあります。
しかし、他の人に任せてもできることはかなりあります。
そういうことについては義理のお母さまや、力を貸していただける人、お金を払ってやってもらえる人を確保して、お願いすることをおススメします。
もちろん、金銭的な問題はあります。
しかし、そのような金銭的な問題をクリアできる状況を作るためにも、夫婦で頑張ってるわけですから、それは投資として捉えるようにされたほうが良いかと思います。
ただ、お子さんに障害もあるとのことなので、いつまでも、現場にどっぷり入っていられるわけではないと思います。
5年ぐらいの期限を設定し、開業から5年後には院長夫人が医院から抜けても大丈夫な体制を構築できるように、頑張ってください。
それこそが、私達が提唱している「夫婦成功」の考え方です。
今年は開催がありませんが、「夫婦成功セミナー」を来年は開催するかもしれませんので、こちらにご夫婦で参加されることもおススメいたします。