この相談事例は約 4 分で読めます
当院にはDr1名DH4名受付1名保育士1名の計7名(全員、常勤)で構成されいます。
患者数は1日40人前後、新患数は月65人前後です。
ユニットが4台で2台をDr枠2台をDH枠としています。DHさんは自分が担当した
患者様のカルテを記入(パソコンに入力と歯科衛生士業務記録簿は手書き)する
のにすごく時間がかかり、それが原因で帰宅もおそくなります。
カルテを記載するなどの診療業務を早く終了して帰宅する時は早く帰宅する。
第2領域をやるときはやる。という風にしたいと思っています。
私のアシストには主にDHさん、保育業務のない時には保育士さんが助手として補
助についてくれますが、補助に付く時間があればカルテを書く時間にあてれるの
ではないかと考えます。そしてDHさんは自分達の担当制であるP処、そしてアシ
ストについたらその患者様の処置後のカウンセリング、また器具機材の洗い物や
管理なども行います。当院には歯科助手は1名もいないので、アシスト業務に専
念できる歯科助手がいればDHさんは自分達のカルテを書けるのではと考えました。
しかし、今の1日来院人数とスタッフ数から考えても、またDHさんはありがたい
事に私のアシスト業務に勉強になるから付きたいと言ってくれます。だから悩み
ます。でも私としてはアシストもいいけど、早く帰宅させてあげたいとも思うの
です。
実際に歯科助手さん、またTCとして人材を雇用し育成して悩みが改善されるのか、
そして根本的に当院の今現在のスタッフの構成ややり方が悪いんじゃないか、
何が必要なのかと迷ってしまう。
元々、開業した当初はDHさん確保が大変だからとにかくDHさんを確保してDHさん
にアシストもカウンセリングもしてもらおうと思っていました。今悩んできて、
DHさんはP処に専念してユニットを稼働させる。歯科助手さんはアシストや治療
説明、TCは専属のカウンセラ?、クリーンスタッフという職種をしっかり区別し
た方が良いのかなと思っています。
現在、常勤スタッフが7名もいますので、新患数から考えると人を増やすのは厳しいと思います。
また、DH4名に対して、DHユニット2台ということなので、曜日ごとにDHの担当者を決めたほうが良いかと思います。
また、カルテを書くのが大変なのは分かりますが、そこまでやるのはやりすぎだと思います。DHの担当枠を決めれば、その1日の中で必ず、キャンセルがありますので、その時間にカルテを書いてもらえば十分かと思います。
私としてはそれもアシストにつかなくて良いという意識を醸成してしまうのでやりすぎではないかと思いますが、先生がスタッフの帰る時間を早くしたいということであれば、担当枠の中で書いてもらえば良いかと思います。
TCに関しては、DHも全員が受付業務ができるということなので、保育士さんと受付が時間帯を決めてTCに入るのが良いかと思われます。