自費率が伸び悩んでいる。ツールの問題でしょうか?

自費率が伸び悩んでいる。ツールの問題でしょうか? 相談事例集

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相談内容

自費率が伸び悩んでいる。
現在、保険が月800万ぐらい、自費が月150万ぐらいです。
スタッフは常勤6人、Drは自分と妻が半日ぐらいです。

スタッフに実践会のスーパーTC育成塾にも参加してもらい、初診コンサル、セカンドコンサルまではしっかりやることができているが、スタッフに高いものを勧めたくないという意識があるからか、補綴コンサルをやっても増えていかない。

実は、TC育成塾に参加していない衛生士さんが凄い頑張って補綴コンサルをしてくれてるのですが、それが強引にお勧めするようなスタイルになってしまっているので、それも他のスタッフが補綴コンサルをやりたくない理由になってるようです。

補綴メニューも作ったがあまり効果がない。
ツールの問題でしょうか?

岩渕の回答

ツールの問題ではないと思います。
補綴メニューをいかにキレイに作るかというのはそんなに重要ではありません。

それよりも、いかにしっかりとした補綴コンサルを数多くやるかが大事です。

現状の人員構成やスタッフの状況から考えると、初診コンサル、セカンドコンサルまではしっかりできているので、かなり良いのではないでしょうか。

スタッフの人員から考えて、初診コンサル、セカンドコンサルもやって、保険で80万点もの診療を行うのはかなり負担がかかっていると思います。

今の医業収入としてはかなり良いと思うので、あまり無理をしてそれ以上を求めるとスタッフに負荷がかかりすぎてしまい、かえってスタッフが辞めてしまう可能性が増してしまうと思います。

現段階でも、すぐに自費を増やしていきたいということであれば、院長先生自身が全顎的症例のコンサルをしっかりやるようにした方がいいかと思います。

後は、自己流だけど、補綴コンサルにすごく積極的なDHさんにスーパーTC育成塾に参加してもらい、正しいやり方で補綴コンサルを実施していただければ、かなり高い確率で自費も上がって来るかと思います。

今もスタッフはかなり頑張ってくれて、医院の経営的な状況はかなりいいので、スタッフにあまり負荷をかけすぎない形で少しずつ取り組んでいかれてはいかがでしょうか。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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