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歯科助手の先輩として、教育指導をしているが、後輩指導について悩んでいる。
報告連絡相談がない。課題提出の期限を一緒に決めても、その期限内に提出できない。口だけで行動が伴わない部分がある。原因は計画性が足りないことではないか。もっと一緒に考えてフォローするべきだったかもしれない。
まだ、相手との信頼関係が構築されてないからかもしれない。
どうしたらいいですか?
コミュニケーションは頻度です。
なので、期限になってから、「できてなかった」「やってなかった」ということが判明し、「何でやらなかったんだ」となることが多いです。
それよりも、普段から頻繁に進捗状況を確認したり、プライベートのことも含めてコミュニケーションをとっておくことが大事かと思います。
後輩指導はとても大切なのですが、後輩指導をする前に、後輩との関係性がいかに構築されてるかがすごく大切です。
特に若い女性スタッフにとって大事なのは言ってることが正しいかどうかではありません。その人の言うことなら聞こうと思う関係性が築けているかどうかなのです。
そして、その関係性はコミュニケーションの頻度で決まるのです。
新人教育担当などになった場合には、1日5分でもいいので話を聞いていくことで関係性が相当、構築されますので、是非、医院の取組として行ってみることをお勧めします。
実際、「歯科医院スーパースタッフ育成塾」という3回シリーズのセミナーの中で参加者に「5分間トーク」という形で1日5分、後輩スタッフとコミュニケーションを毎日、とり続けることを宿題としてやってもらっています。
どうなったと思います?
1ヵ月間、この5分間トークをすることで、様々な効果が得られています。
・後輩スタッフとの関係性が深まった
・関係性が深まることで改善点を伝え、改善策を一緒に考えられるようになった
・後輩スタッフが改善を素直に実践してくれるようになった
・後輩スタッフがプライベートのことも話してくれるようになった
などなど、多くの効果が得られてますので、是非、やってみてくださいね。