どうしても医業収入をあげないといけないプレッシャーが強く、ストレスになっている

どうしても医業収入をあげないといけないプレッシャーが強く、ストレスになっている 成功哲学・成功法則

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相談内容

どうしても医業収入をあげないといけないプレッシャーが強く、ストレスになっている。

まだ多額の借入があり、4月からスタッフが増えたこともあり、患者数をたくさん入れて、医業収入を上げなければいけないというプレッシャーを強く感じてしまう。

そうすると、無理やりアポを入れてしまい、スタッフにも強いプレッシャーをかけてしまう。自分自身も、これ以上、診きれないと分かっているのに、無理してアポを入れてしまうので過労で倒れそうになることがある。

ちなみに、現在の医業収入は年間1億円ぐらいです。
どうしたらいいでしょうか?

岩渕の回答

結論から申上げれば、今のまま、無理をし続ければ、借入は早く返せるかもしれませんが、その分だけ、先生が早く倒れるだけです。

先生が倒れてしまえば、何の意味もありません。
適正な範囲で頑張るのはもちろん、大事なことです。

しかし、目先利益の最大化を追求することは最終的に、長期的利益を失います。
目先の適正利益追求こそが、長期的利益を最大化させるのです。

今は目先利益最大化になってしまってるので、様々な面で長期的利益を犠牲にしています。

今が年間医業収入3千万円ぐらいであれば、もっと頑張れと申上げるのですが、既に年間1億円に到達していて、十分な利益も出ているわけです。

このまま、しっかり続けれていけばちゃんと借金の返済も滞りなく終わらせることができます。

ここから先は先生一人での頑張りでは限界があります。
他の人にいかに頑張ってもらうかにシフトする必要があるのです。

まだ、そのシフトチェンジができてないだけです。
先ずは、これまで自分がやってきたことを十分に自分の中で承認し、認めてあげることが大事だと思います。

他と比べることなく、焦ることなく、自分自身を一番、承認し、頑張っているスタッフも承認してあげる。そうすることで、もっとスタッフも力を発揮してくれるようになるのです。

ひたすらプレッシャーを与え続ければ、自分もスタッフも目先は頑張れます。
しかし、そのプレッシャーに耐え続けられるのは5年が限界です。

そうなるとスタッフが定着せず、スタッフが定着しない医院という噂が広がり、益々、人が採用しづらくなるという悪循環にはまりかねません。

ここで、その悪循環を断ち切るのです。
そうすれば、これから、自分以外の人が頑張って更に医院が伸びていく好循環へと入っていくことができるようになるはずです。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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