激怒型院長の医院を良くするにはどうしたらいいですか?

激怒型院長の医院を良くするにはどうしたらいいですか? 患者様満足度アップ

この相談事例は約 4 分で読めます

相談内容

岩渕先生、どうかお力を貸して下さい。私は歯科衛生士です。今年から1年の育児休暇を
経て新たな歯科医院でパートとして職場復帰させて頂く事となりました。

新しい院長は、歳は40代、技術力や知識ももっていますし、患者さんの幸せを考えられる、
歯科医として素晴らしい方です。

ですが私が就業すると程なく、4人いた常勤の内、3人退職願いを揃って出してきました!
ベテラン衛生士と、去年入った新卒の衛生士、そして1年目の助手の3人です。

実は、私は就業初日から、医院内の空気が悪いことに気づいていました。
それは、私が今まで運がいいことに、素晴らしいマネジメント力を持った院長とお仕事させて
頂いていたからです。

ですからどうしても“差”が見えてしまったのです。
それは、岩渕先生の書かれた赤本にでてくる激怒型、横田先生そのものでした。
(赤本は前の歯科医院で医院長にお借りして読まさせて頂いておりました。)

スタッフも皆さんいい人ばかりで、院長だっていい方なのに、お互いを生かしきれていない、
もったいない!私はとにかくそう思いました。

そして、スタッフの皆さんの話を聞くと、先生にびくびくしてるばかり、中には患者さんの前で
怒られ、毎日泣いた、という声もききました。

前の私の職場と偉い違いに驚きました。
仕事に楽しさを全く見いだしてない!

そして、早速、私はこのみ医院長に赤本を差し上げることにしました。
意識が高く、わからないことに恥じない素直な先生はすぐに読んでいただけました。

ですが、そこに“気づき”が得られるのか。
3人が3月に退職することはもう確定です。

新しい人を入れても、自分が変わらないと、ということに気づいてくれるのか。
素直で、ポジティブ思考も持っている先生です。

院長は、赤本や、お貸ししたスタッフ道を読み、本の中の激怒型の歯科医が自分と
重なるところが沢山で、身をつままされる思いだったと話されていました。

このままでは医院が衰退してしまう気がしてなりません。

私も就業したてで、強く提案できる身分ではないのは承知しておりますが、もし、
本を読んだら、歯科医として、この次はどんな事をしたらよいか、しなければならないか、
ありましたら是非教えて下さい。

まだ、私、歯科衛生士が出来ることありましたらご教授お願い致します。

岩渕の回答

衛生士として雇用される立場でありながら、そこまで医院のことを考えて、
私に相談される姿勢が本当に素晴らしいと思います。

院長先生は本当に幸せですね。

院長先生がこれから大事なのは激怒型院長であることは自覚したわけですので、
次の行動に移ることですね。

自覚しただけでは変わりません。
行動が続かないからです。

行動を継続しようと思えば、刺激を与え続けなければなりません。
また、行動せざるを得ない環境に飛び込むことが重要です。

弊社が最も力を入れている年4回シリーズのセミナー
「歯科医院地域一番実践経営塾ベーシックコース」というものに参加してもらう
のがベストだと思います。

ただ、このセミナーの正会員(セミナーに参加できる会員)は第1回開催までの3ヶ月間しか、
受付しておりません。

来年に向けて、DVD会員になられて、翌年、正会員として参加されるのが良いかもしれません。
詳細・お申込はコチラ!

本来であれば、一緒に経営塾に参加していただくのがベストではあり
ますが、子育てもあり、難しいと思います。

診療だけでなく、院長とスタッフの架け橋になり、スタッフ教育にも力を発揮し、
院長のやりたいことや考えをできる限り、スタッフに伝えていく役割を担ってい
ただけるだけで医院は大きく変わると思います。

是非、院長先生にお話をしてみてください。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

現在、申込受付中のセミナー