夫婦で医院経営していると、喧嘩をすると一瞬で機能停止になってしまう

夫婦で医院経営していると、喧嘩をすると一瞬で機能停止になってしまう 成功哲学・成功法則

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相談内容

現在、自分が歯科医師で院長、妻が歯科衛生士で一緒に医院をやっています。
子供は1人で、妻はほぼフルに近い状態で頑張ってくれています。

夫婦での経営は喜びも悲しみも共有できるので、非常に良いと思っています。
しかし、二人がケンカをすると一瞬で機能停止に陥ります。

特にスタッフがずば抜けて成長する際、院長も遅れまいと動くと疎外感を妻に持たれ、スタッフとの三角関係が発生してしまいます。

三角関係になると、頑張ってるスタッフの出来てないところなどを言ってくるので、二人が口をきかなくなり、それが院内の雰囲気を悪くしてしまいます。

どうしたらいいでしょうか?

岩渕の回答

確かに、それはキツイ状況ですね。
頑張ってるスタッフについて、出来てないところを言ってくるのは自分自身をもっと認めて欲しい、自分の頑張りを分かってほしいということの裏返しだと思います。

ですので、そのような話を否定しないことが大切です。

「どうして、そうやって、人のできてないところばかり見るんだ!」
「もっと、リーダーとして成長しないといけないんじゃないか!」
のようなことを言ってしまうと、ケンカが激化し、内戦状態に突入します。

そうではなく、そのような見方があることも事実なわけですから、
「そうなんだ。そういう面もあったんだね。教えてくれて、ありがとうね」
「なるほど。じゃあ、●●さんについては、どのようにしていくのがいいかな?」
と相談するようにしてみてはいかがでしょうか。

また、日頃から妻の頑張りを認め、承認していくことが大切です。
「なかなか、衛生士の資格があっても、君みたいに常勤に近い形で子育てしながら、頑張ってくれてる院長夫人はいないよ」
「こうやって、経営のセミナーにまで一緒に参加してくれる院長夫人は本当に少ないよね。凄いよね」

このように日頃から、承認してあげることで、自分の存在価値を認識し、自分がストローク残高がプラスになることで、他のスタッフに対してもプラスのストロークを打ち込んでいけるようになると思います。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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