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>今、1日20人前後、1ヶ月の新患数は20人前後くらいとなっており、
>スタッフは常勤DH1人、常勤DA2人体制で診療をしています。
>
>スタッフが夜に患者様がいないとすぐに診療を終わりにしたがったり、何か頼みご
>とをすると嫌そうな顔をされてしまうことが非常に多いです。
>
>自分が訪問診療の事務作業などもしていて、なかなか、スタッフとコミュニケー
>ションが取れないこともいけないんだと思いますが、どうしたらいいのか分かり
>ません。このままでは診療以外の取り組みが一切できず、イベントであったり、キャンペーン
>など新しい取り組みが進まず、非常に困っています。
>診療は10:00-14:00 16:00-20:00です。
>どうしていったらいいでしょうか?
まず、最大の問題は患者数が少ないことだと思います。
スタッフの状態とか、モチベーションも大事ですが、目の前の患者様がいないこ
とには話が始まりません。患者さんが集まれば、そもそも暇そうにする隙もなくなり、自然と頑張り続けないといけない状況になります。
新患数を増やすための取組みをもっと、徹底的にすることが大事だと思います。
新患数がある程度、増えてきたら診療時間の終わりを20:00ではなく、19
:00ぐらいまでに早められるようにしたほうがいいですね。がんばれる状況でありながら、帰りは早くする。そうすることで、スタッフのモチベーションが下がらずに、医業収入アップへつなげることができます。
あまり遅くまで診療していても、良いことはありません。
スタッフの状態を悪くする根本的な原因でもある診療時間はできるだけ早くした
ほうが良い医院を作ることができます。そうすることで、スタッフの定着率も飛躍的に上がっていきます。
診療時間が減ることを気にされるのであれば、診療時間を遅くするのではなく、始まりを10:00から9:00に変更されることをオススメします。そうすれば実質の時間は変わらずに終了の時間を早めることが可能です。案外、スタッフは早く帰れるようになるだけで、満足度がかなり変わってくるものです。
また、訪問診療も院長先生が行くのは最悪です。
気力、体力共に削られます。
そして、保険点数も必ず、削られます。
訪問に頼らなくてもいいように、今から、新患数を増やし、1日の患者数を増や
せるように取り組んでいくことが重要だと思います。
頑張っていきましょう!