この相談事例は約 6 分で読めます
> 経営戦略研究所 岩渕龍正様
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> いつもお世話になってます。
> ●●歯科の●●です。
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> 一つ御質問があります
> スーパーDr育成セミナーで岩渕さんが
> 「犠牲を払える人が成功する」
> 「徹底的に自分を追い込む」
>
> と言われた言葉が心に響きまくり、患者さんにお酒を頂くほど
> 好きだった酒を断ち、朝5:00から目標実現
> の為楽しんでいます。
>
> 岩渕さんも独立すると決めた日から自分を
> 追い込んで仕事をしたと思うのですが
> その時に大切にしていた価値観を3つ教えてください
>
> 何でも良いと書いてあったのでずうずうしくもご質問しました
>
> また一人一回なら懇親会の無料経営相談時に教えてください
> よろしくお願いします。
>
> 追伸
> 4月にアンソニーを予約していたのですが
> キャンセルしました。今自分に必要なのは
> アンソニーじゃなくて岩渕イズムだと思ったからです
> また実践会でお会いするのを楽しみにしています。
長期的な視点で大きな成果を出すために、目先、お酒を我慢するというのはとても素晴らしいことですね。
> 「犠牲を払える人が成功する」
> 「徹底的に自分を追い込む」
という観点で、私が起業前後に、どのようなことをしていたのかをお伝えします。
1.5年間は子供を作らないと決めた
自分が起業するに際しては、「絶対に成功させる!」と決めてました。
そして、成功させるためには絶対に自分だけの力では足りない!
妻の泉の力が必要だ!
そう思ってました。
ですので、自分自身も、妻も5年間は完全に仕事に全力投球するためには、子育てをしながらでは難しいと思ってました。
ですので、5年間は子供は作らないと起業前に妻の泉と話し合って決めました。
起業してから5年後というと、妻の泉は35歳。
もしかしたら、最悪、子供ができないというリスクもありました。
そのリスクを覚悟してでも、起業を成功させるという方を優先しました。
2.仕事以外のことは一切、排除する
起業を成功させるのは並大抵のことではありません。
私の歯科医院コンサルティングという分野は前職でも、誰もやったことがない分野でしたので、そもそものコンサルティング方法から、お客さんから、全てが何もありませんでした。
それは歯科医院にたとえて言うと、歯科治療の方法が確立されておらず、患者様自体がいないという状況です。
それを全て、自分でゼロから創り出さなければいけなかったのです。
それは生半可なことでは失敗するのが目に見えていました。
ですので、「10年間は寿命が20年縮まってもいいから120%全力で頑張ろう!」と決めていました。
ですので、仕事以外のこと一切を止めました。
・友達と遊びに行くこと
・趣味のバスケットボール
・車に乗ること
・お酒を飲むこと
・などなど
妻の泉にも、多大な犠牲を強いているのです。
絶対に成功させるためにも、10年間は仕事以外のことはほとんど考えないようにしていました。それぐらい集中していました。
お蔭様で、今では、スタッフ・コンサルタントが成長し、仕事以外のことも考えたり、バスケをしたり、バランスを取れるようになりました。
3.成果を出すためにいいと思われることはすべてやる!
成果を出すためには、多くの取組みが必要です。
しかし、取組みをするのは大変です。
ブログひとつ書くのだって、大変です。
しかし、ブログを書いたほうが成果が出るのであれば、やりました。
もちろん、やる前は成果が出るかどうかは分かりません。
だからこそ、どのようなことをすれば成果が出るのか情報を得るように務めました。また、クライアントに提案するためには本当に成果が出るのかを自分自身で実践しないといけませんから、実践しました。
そして、やると決めたことはやり続けるようにしました。
もちろん、やってみたものの成果につながらないので止めたこともあります。
日々の業務、私で言えば、コンサルティングをするだけでなく成果を出すために必要な取組みをすることで確かに、寿命は20年縮まったかもしれません。
しかし、それをしていなければ、今のバランスを取れた生活もありえなかったことを考えると、非常に重要だったと思います。
他にも、色々とやっていたことはありますが、今回のテーマについてはこのような感じです。これからも、さらに素晴らしい医院を作るためにも、頑張っていきましょう!
追伸
アンソニーは世界No1コーチといわれるほど、すごい人です。
そんな人が日本に来る機会はあと1回、あるかないかです。
そういう意味では、参加したほうが良かったかもしれません。
しかし、今は目の前の実践に集中するべきときという考えでは、正解だったのかもしれません。ただ、あのような場に参加すると、多くの上を目指す歯科医院の院長先生も参加されてます。
そういう先生方と交流するという意味でも、参加することには意味があると思います。