勤務医の先生から「別に売上のためにやってるわけじゃない」と言われた

勤務医の先生から「別に売上のためにやってるわけじゃない」と言われた 相談事例集

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相談内容

現在、TCとして勤務医2人の患者さんのセカンドコンサルと補綴コンサルを担当しています。しかし、私がカウンセリングして自費になったので、喜んで勤務医の先生に
「自費になりましたよ!良かったですね!」

と報告したところ、
「別に自分は自費が必ずしも、良いとは思ってない」
とか
「別に、売上のためにやってるわけじゃないんで」
と言われてしまいました。

もう1人の勤務医の先生からは
「自費になったとしても、それだけのお金をいただくだけの価値がある治療を提供するだけの自信がない」
とも言われたこともあります。

私としては、患者さん、医院のために、できるだけ自費を増やし貢献したいと思ってるのですが、勤務医の先生と考えが違うようで、どうしたらいいか困っています。

岩渕の回答

せっかく、TCとして頑張ろうとしているし、自費に移行してもらうだけのスキルがあるのに、とてももったいないですね。

しかし、勤務医の先生が言ってることは間違ってないというか、勤務医の先生がよく考えることです。

結論から言えば、自分の技術に自信がないので、あまり自費になっても、プレッシャーになるのでうれしくないということです。

もちろん、技術がなければ練習・勉強すればいいだけの話です。
しかし、今の勤務医の先生にはそんな貪欲さはありません。

「ミスをしてクレームになったらどうしよう?」という不安が先に来るのです。

かといって、そういう自分に自信がないケースは院長に相談するとか、院長に担当してもらい、自分はそれを見学させてもらうといったようなこともやりません。

面倒くさいんだと思います。

なので、そのような判断を勤務医の先生に任せていても、あなたが頑張れば頑張るほど、ストレスがたまっていくので、勤務医の先生の判断ではなく、TCとして自費になりそうな患者さん、自費になった患者さんのケースを院長先生にチェックしてもらい、誰が担当すべきかを指示してもらうのが良いと思います。

さすがに、勤務医の先生も院長から指示されたケースまで嫌がることはないと思いますので。

ですので、あなたは勤務医の先生が何か言ってるからとか気にせずに、そのままカウンセリングを一生懸命、頑張っていただき、自費治療の価値を提供できる患者様にはどんどん提案していってください。

これからの活躍を期待しています!

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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