県内に1校しかない歯科衛生士学校からも遠いため、採用にかなり苦戦しています

県内に1校しかない歯科衛生士学校からも遠いため、採用にかなり苦戦しています 労務・人事評価・採用

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相談内容

医院があるのは郡部で、中心部からかなり離れてます。
そのため、県内に1校しかない歯科衛生士学校からも遠いため、採用にかなり苦戦しています。

経営塾に参加したこともあって、お蔭様でレセプトは順調に増えているのですが、採用ができなくて困っています。

今いるスタッフの中で、子持ちの主婦だけど、自分で考えて動いてくれる歯科助手がいて、TC育成塾やスーパースタッフ育成塾にも参加してくれています。

このスタッフには常勤になってもらう予定です。
どのように今後、採用活動をしていったらいいでしょうか。

岩渕の回答

このような都心から離れた地域は採用活動が本当に難しいです。
普通に求人広告を打っても、ほとんど反応がないというケースも多々あります。

ただ、せっかく、患者さんが増えているのに、このまま人が採用できないからと患者数を増やせない状態が続くとせっかくの成長のチャンスを失うことになってしまいかねません。

歯科医院というのは院長の年齢が大きく関係します。
院長先生の気力・体力が充実している時期に、伸ばせる間に伸ばしておかないと、そこで成長するチャンスを失ってしまうと、そのチャンスは二度と訪れないということも十分にありえます。

ですので、今回のチャンスをしっかりとものにしていきたいので、確率は低いですが、以下の取組みもしていったほうが良いですね。

・都心部の歯科衛生士学校に求人票を出していく
⇒都心部の歯科衛生士学校との関係性を構築していく

・医院HPの求人ページを充実させ、PPC広告をかけていく
⇒都心部では効果があると思われますが、都心から離れるとネットの求人広告の効果が落ちる感じがクライアントの成果を見ていると感じます。

上記には取組みつつ、今回のような都心から離れた場所では私はつながり採用が可能性としては高いと感じてます。都心から離れている方が、人と人のつながりが強いと感じるからです。

先ほどの子持ちの主婦だけど、常勤になってくれそうな歯科助手さんからのつながり採用を目指したほうが良いかと思います。

その他にも、人と人のつながりが強いので、既存のスタッフからDH採用につながるように、既存スタッフとの関係性を深めて、スタッフ満足度を高めるようにしていくことが採用にもつながっていくと思いますので取組んでみてください。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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