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開業時は何でもできるGPを目指し、全顎矯正、インプラント、総義歯などの技術的セミナーに参加していましたが、不発に終わってしまいました。14年目を迎えました。
ありがたいことに経営塾に参加して1年目でレセプト枚数が170枚から210枚へ増えました。今年は経営塾参加2年目でレセプト240枚以上となりそうです。経営塾参加前に比べて140%以上の成長は本当に苦しんでる状態からすると大きいです。
4-5年以内にユニットの老朽化もあり、改装を考えないといけないと思うようになりました。
現状、歯科衛生士の採用ができず4年が経過しています。
今からインプラント、矯正を再開すべきかどうか?
患者さんは少しずつ増えていますが、どのような医院作りで対応すればよいか悩んでおります。
インプラント、矯正なしで経営ができるのか?
歯科衛生士が採用できない状態での医院作りはどうなのか?
他方で高齢者が多い環境で、自費の増加は可能なのか?
結論的には矯正とインプラントをきちんと手がけていったほうが良いと思われます。
今後の歯科医院経営においては自費を伸ばしていくことが欠かせません。
高齢者が多いということからも、インプラントのニーズは確実にあるはずです。
ですので、インプラントについては既に10年以上前の機材だということなので、最新のものに切り替える必要があるのであれば、150万ぐらいかかってでも切り替えていった方が良いかと思います。
ただ、今の経営状態でほとんどやってなかったインプラントが出るのかどうか不安で、150万の投資は厳しいと思います。
ですので、既存の患者様にインプラントについての説明を行い、3ケースぐらいがインプラントになりそうだという手ごたえがしっかりつかめてからインプラントの機材の入れかをされてみてはいかがでしょうか。
全顎矯正については勉強はしてきてはいるものの、自信がないということなので、これは手を付けないほうがよろしいかと思います。
高齢者が多い環境だから、自費が出ないかというと、決してそんなことはありません。
きちんとカウンセリングをしていけば、十分に出るので、それは気にしないほうが良いかと思います。
では、今後、どのような医院を目指すのか? というご質問ですが、歯科衛生士が採用できない中で、衛生士を採用して予防中心の医院にできないけど、どうしたらいいのか?
ということだと思います。
これについては、予防中心ではなく、治療中心の医院にするという方法もあるとは思います。
治療中心にしながら、院長が自費を多くする。これも1つの方向です。
しかし、今の現状で先生が、そのような方向にマッチしてるかというと、私はそうではないかなと思います。
ですので、大変だとは思いますが、経営塾でこれまでお伝えしてきたような手法をしっかり使いながら、採用活動に本腰を入れて取組み、歯科衛生士を採用して、予防・歯周病治療にしっかり取組み、意識が高まった患者様に自費のカウンセリングを行い、自費も増やして行く。
そういう流れが良いかと思います。ただ、そのためにどれだけ医院に働く魅力を作れるかということも大事なので、そこを忘れないようにしてください。
せっかく、経営塾で医院に勢いがついてきたところです。ここで実践を加速させて、先生が望む医院を実現させるためにも、是非、頑張っていきましょう!