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11月に新規開業予定で、歯科衛生士3名の採用が決まりました。
Aさん:午前のみのパート、短大卒の30歳、7年経験者、テクニカルスキル高い
Bさん:正社員、31歳、10年経験者、テクニカルスキル低い
Cさん:午前のみのパート、30歳、3年経験者、ブランクあり、テクニカルスキル低い
衛生士3人採用できたが、開業スタートダッシュにもちこみたかったのだが、うまく医院がまわってくか心配です。
正社員Bさんが午後から患者さんとうまく衛生士業務していけるか心配。
経験者Aさんが他の2人に衛生士業務を教えるのはAさんにとって負担になるのでは?
給与を上げる、手当をつけるなど、考慮した方が良いのでしょうか?
うまくシフトが組めない。
経験者が経験の浅い人に教える時間を取れるか心配です。
それと、受付にローカウンターを設置するのですが、これの活用法としてはどのようなものがありますでしょうか。
確かに、一番スキルがあるAさんにBさん、Cさんを教えてもらうのがよさそうな感じがします。 でも、最終的にはよくないと思います。
なぜなら、Aさんの雇用形態はパートであり、Bさんはテクニカルスキルが低いとは言っても正社員なのです。
さらに、AさんはBさんの1つ年下で、経験年数もBさんの方が多い。
Aさんが同じパートのCさんに教えるんであれば、大きな問題はないかと思います。
年齢も同じだし、経験年数もAさんの方が長いし、Cさんはブランクがあるので教えてもらいたいと思ってるはずだからです。
しかし、正社員のBさんをパートのCさんが教えるのはよっぽど、Bさんが自分のテクニカルスキルに問題意識を持っていて、Aさんに教えてほしいと自らが言ってくるぐらいでなければ、かえってAさんとBさんとの関係性が悪くなり、Aさんが辞めてしまう可能性が高いと思います。
じゃあ、どうすればいいか?
Aさんではなく、院長先生自らが教えて行った方がよろしいかと思います。 確かに、目先、大変で時間と労力はかかりますが、その方が最終的に労力がかからないと思います。
ローカウンターの活用法ですが、基本的には問診票を書いてもらう、受付から簡単なカウンセリング的な説明をする、余裕があれば患者様とコミュニケーションをとる場として活用していくという答えになるかと思います。