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現在、スタッフ総数40人、年間医業収入3億円ぐらいです。
これから医院を移転して年間5億の医院を目指してます。
そこまでの医院を作ることで、周辺に新規開業しようとした先生に対しての参入障壁になるのではないかと考えています。
なので、そこまでは突っ走りたいと思っているのです。妻は現在、0歳と2歳の子供を育ててくれながら、医院の事務的な面をサポートしてもらってます。しかし、妻からすると「そこまでやる意味があるのか?」という気持ちがあるようで、やはり、医院の規模を拡大し、スタッフ人数も増えることで、その分、大変なことも増えることは目に見えており、それに対して抵抗感を持ってるようなのです。
これから、できるだけ妻の関わる比率を少なくしていきたいと考えているのですが、岩渕さんが夫婦成功セミナーでおっしゃっていたように、どうやって妻に関わってもらう比率を下げていけばいいのかを教えてもらえますか?
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今後、1医院で5億レベルの医院を目指されるのは本当に凄いですね。
全国トップクラスの医院になっていきますね。
そこまで大きな医院になってくると、院長夫人が大きく関わる形は難しいかもしれないですね。
院長夫人が歯科医師で、歯科医師として深くかかわっていくのであれば、特に大きな問題にはならないと思います。
しかし、小さいお子さんを二人も育てながら、事務的な面で深くかかわっていくのは確かに厳しいと思います。
事務面はスタッフ人数が増えるにつれて労務的な面も含めれば、かなり煩雑になってくるからです。
そのような事務的な仕事をかなり深くやっていた方であれば別ですが、そうでなければ、そこまで事務的な仕事に時間を割くことも難しいでしょうし、スキル的な面でも厳しくなり、院長夫人の気持ちの余裕がなくなり、ミスなども出てきて、それに対して厳しくいえば、仕事であるにもかかわらず、逆ギレされる可能性も高いと思います。
であれば、業務の負担を減らしてあげることが非常に重要になります。
年間医業収入3億円を超えてくると、事務部門の拡充が非常に重要になります。
しかし、お金の面まで第三者に任せることは非常に危険です。
銀行通帳、印鑑、契約書関係などはこれまで通り、院長夫人にお願いし、外部に委託できることをどんどん外部の業者さん、パートの事務スタッフなどを採用してどんどん任せていくことが重要かと思います。そして、院長夫人は実務面を担当するのではなく、事務部門の統括をするような立場へとシフトしていく流れが良いかと思います。
例えば、人事評価制度の最大の課題は人事評価表を作っても、その評価が行われない。給与テーブルを忘れてしまい、人事評価制度に書かれてる通りの給与にならない。賞与の算出方法を忘れてしまい、賞与の支給方法がズレるなど事務が充実していれば起きない問題が非常に多く起きるのです。