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スタッフの退職
1人は27歳のスタッフでご主人の転勤で退職
2人目は24歳で実家の家業を手伝うという理由で退職
チーフDHともめたのも原因の1つだと聞いている。
チーフDHオープニングスタッフでDH歴16年で、言い方がキツイところがある。
前は言い方に関しても言っていたが、辞められたら困るので今は言えてない。
自分自身がリーダーとして、まとめることができない。
スタッフの医院の仕事量が多い、帰宅時間が遅い、などが原因かと思います。
現在は帰りが20:30ぐらいになってしまってる。
診療自体は19:00-19:30が最終アポイント。
遅いと帰りが21:00を過ぎてしまう。
自分がリーダーシップを十分発揮する(プラスはまとまりがでる、マイナスは独りよがりになりそう)、1年でやることを3つに絞る(プラスは目標が見えやすくなる、マイナスはモチベーションが下がる)、人を増やす(プラスは手が回る、マイナスは人件費)
リーダーとして器がない、やりたいことが多すぎる、求人の応募がないことが原因ではないか。
今回のケースではいくつか問題がありますが、スタッフが退職してしまう最大画の原因は帰りの時間が遅いことだと思います。
この状態でいくら人を採用しても、また、同じように何かしらの理由をつけて辞めてしまうと思います。
なぜなら、帰りが遅いからです。
これでは、結局は結婚したら続けられないので、いつまでの人を採用しては教育して、辞めていくループを繰り返すしかなくなってしまうので、医院を成長させることが難しくなると思います。
また、既にこれだけ帰りが遅いにもかかわらず、更に色々な取組を始めてしまってることも更に、帰りが遅くなったり、負担感が増す原因となってるかと思います。
ですので、今回のケースでは既にいろんな取組をされてる医院さんですので、そのような場合には、新しい取組をする際には、これまでの取組を減らしたり、省力化したり、IT化するなどして労力がかからないようにしてあげることが大事です。
今までのアナログなやり方も全部、残して、更に新しい取組もしていたら、それは人がいくらいても足りないし、負荷がかかりすぎて採用した人も定着しないという悪循環にハマってしまいます。
それと、チーフDHについてですが、言い方がキツイというのは変わる可能性が低いと思います。
それであれば、変わらないと思ってチーフを置かないようにするとか、教育担当は別の人にするなどしていかないとスタッフも定着しなくなる可能性が高いです。
辞められたら困る、これが一番、問題を放置することになり、問題が拡大していく原因です。
辞められても困らないように、今から次のチーフを育成していくことも同時並行で行っていくようにしてください。