人材確保に悩んでいる。 新規のスタッフの定着が悪く、続かない。 衛生士が見学に来てくれても、採用に至らない。

人材確保に悩んでいる。新規のスタッフの定着が悪く、続かない。衛生士が見学に来てくれても、採用に至らない。 労務・人事評価・採用

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相談内容

人材確保に悩んでいる。
新規のスタッフの定着が悪く、続かない。
衛生士が見学に来てくれても、採用に至らない。

一時期4人いた衛生士が私自身の不平等な扱いと医院労働環境の改善を怠った結果、結婚退職する衛生士が決まっていたにもかかわらず、求人申し込みなどが遅れ、衛生士が1人になってしまう。

岩渕の回答

多くの歯科医院で、新しく採用したスタッフが定着せずに困っています。
しかし、それは新しいスタッフに対して昔ながらの見て覚えろ系の教育をしていることが原因だったりします。

今の若いスタッフには手取り足取り教えてあげないとできるようになりません。
また、自分から質問することをしません。

質問しない自分が悪いのではなく、入ったばかりでできないのが当たり前なのに、教えてくれないのが悪いと本気で思ってます。

なので、きちんと教えてくれるということは新人スタッフが定着する上で本当に欠かせない要素になってますし、これから医院が発展していく上では欠かせないのです。

業務のマニュアルも必須です。
自分から質問することがありませんので、質問しなくても見て分かる、自分で勉強できるような教科書、参考書のようなマニュアルが必須なのです。

しかし、既存スタッフにとっては自分達はそんなマニュアルなんかなくてもできることなので、作るモチベーションが湧きません。作るのにはかなり手間がかかりますので。

ですが、そこはスタッフとの関係性を構築しながら作ってもらわないと本当に困ることになります。

そして、医院見学に来た衛生士はそういうところを見ています。
しっかり教えてくれる医院なのか、マニュアルとかはあるのか、カリキュラムはあるのか。

見学に来た自分に対して優しく接してくれる医院なのか、院長とスタッフの人間関係はどうなのか?医院の雰囲気は?スタッフ同士の人間関係は?

そういうところを見られて大丈夫な医院になってますでしょうか?
また、医院見学に来た人をきちんと案内する担当スタッフを決めることをオススメします。

そうしないと、せっかく見学に来た衛生士さん、衛生士学校の学生が放置されてるということもありますので、そうならないためにも、しっかり案内をして医院の魅力を伝えるようにしましょう。

そうしないと他にいくらでも勤務先がある中で、うちで勤めなきゃいけない理由がなければ、もっと条件が良い医院で勤めるだけです。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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