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入社2年目のDHの育成について。
人事評価表情はランクが下から2番目です。
スケーリングでは歯石が取りきれてなかったり、精密検査を時間内に終えられてなかったり、注意されているにもかかわらず、自分で練習しようとしません。
できないときは練習してできるようにならないとダメと教えないと練習しないのでしょうか?
恐らく、そんなにやる気がないのだと思います。
やる気がないスタッフに練習しろと伝えても、目先はやるかもしれませんが、すぐにやらなくなってしまうと思います。
目先、できることとしてはコーチングだと思います。
まず、現状の課題を共有します。
「スケーリングでも結構、歯石の取り残しがあるよね?」
「じゃあ、どうしたら、歯石の取り残しがなくなるかな?」
「どういう点に問題や課題があると思う?」
「アポの枠を伸ばすことではなく、自分自身にできる改善点はどこかな?」
「じゃあ、その改善点はどうやったら改善するかな?」
という感じで話をしてみてください。
また、歯石の取り残しや時間内に終わらないことに対する問題意識が低い可能性もあります。そのような場合は、以下のように聞いてみてください。
「患者さんの口腔内に歯石の取り残しがあると、どういう問題があるかな?」
「患者さんにとってだけでなく、自分自身の成長という観点ではどうかな?」
「医院にとってはどういうデメリットが考えられるかな?」
「精密検査を時間内に終えることができないとどういう問題があるかな?」
「患者さんにとってだけでなく、自分自身の成長という観点ではどうかな?」
「医院にとってはどういうデメリットが考えられるかな?」
というように、しっかりと問題意識を持ってもらい、それにたいして、どうしたら改善するかを本人に考えてもらい、具体的に決めてもらうようにしてください。
いつから練習するのか
どれくらい練習するのか
例えば、「毎週火曜日と金曜日のお昼に1時間、練習する」などです。
そこまで決めないとやりませんので。
そして、今後、このようなことが起こらないように練習する頻度などもカリキュラムの中に入れて決めておいた方がいいかと思います。そうしないと、やる人はやるし、やらない人はやらないということになってしまいますので。