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現在開業準備中で、郊外大規模造成の住宅地で開業を準備中です。
既に土地は契約しております(114坪) 土地代は父より融通していただきました。
現在、診療所兼住居のプランを住宅メーカー数社と話し合っておりますが、案の定当初の予算をオーバーしております。
(総額1億程度を予定しております。借入予定です(土地、デンタルエステに関わる費用は別)
なお、ホームメーカーの現在の概算見積もりは1社のみですが、造成・本体工事・外構・手数料等等で8000万を提示されています。
(値引きでなんとか7000万は切らせますとは言ってはくれています)
1階は診療所で通常診療用ユニット3台、デンタルエステ用ユニット1台の計4台と待合室。将来的に診療室に転換できるようにしたカウンセリングルームと院長室、スタッフルームや消毒室と倉庫、二階住居に至る玄関と階段という構成、40坪強ほど。
2階住居は子供部屋X2、寝室、客間を兼ねた和室コーナー、院長室を転換した場合に院長室となる書斎、他LDKや必須設備で40坪弱ほどとなっています。
部屋の配置や空間の見直しなどでだいぶ無駄なスペースは削減できたと思っておりますが、これ以上の縮小は難しかと思っています。
機材については、特筆するものとしては自身の口腔外科のスキルを生かしたいことや、他院との差別化、買い換えコストを考え初期よりCTの導入を考えています。
そこで、
1.鉄骨から木造にして地元工務店の活用。 しかし大手のホームメーカーの安心感もあり、どちらを選ぶほうがよいのか。
2.全体的な計画を縮小して、ユニット配置のスペースを減らし縮小。(しかし、将来的な拡張に対応できなくなってしまう)
3.CT導入を諦める。
4.縮小して将来的な拡張機会を失うことを良しとせず、また、木造化にして強度の低下やメンテナンス増を嫌い、少し無理してもこの路線で進む
の4つの案を考えておりますが、どうしようか悩んでおります。
自分としては、自らの医院のビジョンに近づけるにはこれ以上縮小はというところで、値下げ交渉はしつつも、現状路線でと思っておりますが…
アドバイス何かありましたらお願いいたします。
もし縮小が良い場合は、それに至るような考え方の転換ができるようなアドバイスをいただけますと幸いです。
今回は機材を含まずに7千万から8千万になってしまってるということですよね?それであれば、かなり高額だといわざるをえません。
どちらにしても、以下のような形にするのが良いかと思います。
・大手ホームメーカーではなく、地元工務店を活用する
・鉄筋ではなく木造にする
これだけでも十分なコスト削減が出来るかと思います。
・大手ホームメーカーではなく、地元工務店を活用する
大手ホームメーカーに安心感があるのは分かります。
しかし、大手ホームメーカーが強いのはあくまで住宅であり、歯科医院としてはダメダメです。良いものが出来るとは思わないほうが良いぐらいです。
それよりも、歯科医院を数多く手がけている設計士さんに依頼して地元の工務店に施工してもらったほうが確実に良いものが出来ます。
メインはあくまで歯科医院であって、自宅はおまけです。
歯科医院がうまく行かなければ、自宅なんて何の意味もありませんから。
・鉄筋ではなく木造にする
2F建てであれば、無理に鉄筋にする必要性も少ないかと思います。
確かに、強度としては鉄筋の方が安心です。
しかし、建築基準法に則った強度で建築すれば、大地震にも耐えられるのではないかと記憶しています。
ここまでコストがかかるのであれば、木造にして、大手ハウスメーカーから歯科に力を入れている設計士さんにお願いするのが望ましいかと思います。
ですので、当初のプランを縮小しない形で進めるのが望ましいかと思います。
ご検討ください。
また、プランが進みましたら私の有料経営相談を受けられることをオススメしま
す。
⇒ http://www.consuldent.jp/consulting/keiei-sodan.html