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相談内容
これまでかなり手塩にかけて育てた事務長が辞めて、コンサルタントになると言ってます。
確かに、本人のやりたい気持ちもわかるのですが、これだけ優秀なコンサルタントの方がたくさんいる中でやっていけるのでしょうか。
また、これから事務長の採用と育成をどうしていけばいいでしょうか?
岩渕の回答
事務長は本当に難しいです。
事務長の育成には時間も、労力も、お金もかなりかかります。
それなのに、やっと仕事ができるようになって、これまでの教育投資が回収できるぐらいになってくると、さも自分の力ですべてを見につけましたというような顔をして、独立しますみたいなことを言う人も多いですし、女性スタッフと恋愛関係になってしまう人もいたりします。
そのように大いなるリスクがあることは事実です。
しかし、事務的な負担が医院の成長に伴い、拡大していくのも事実です。
では、どうしたらいいか?
やはり、確実に裏切らないと分かってる人を事務長として入れるというのが一番だと思います。
じゃあ、それはどういう人か?
それはやはり、身内になるかと思います。
できるだけ血のつながりが濃い人。
もちろん、奥さんの兄弟でもいいのですが、裏切る可能性が低い人であったほうが良いかと思います。
事務長の採用は慎重に。
そして、そのような「この人だったら裏切らない」という人がいないのであれば、女性の事務パートスタッフから始めることをオススメします。もしくは、女性の事務常勤。
なぜなら、確率的には女性の方が裏切る可能性が低い傾向にあるからです。
また、仕事を着実にこなしてくれますし、女性スタッフと女性問題に発展する可能性も低いからです。