2024年 人事評価制度構築セミナー(1日目)開催レポート

2024年 人事評価制度構築セミナー(1日目)

8月24日(土)に、人事評価制度構築セミナーの第1回が開催されました。
人事評価制度とは、スタッフに求める医院の基準を明確にし、その成長を促し評価する仕組みです。医院の安定した成長に大きく寄与する重要な制度です。本セミナーは、この人事評価制度を3日間で構築することを目的としています。

今回は、会場参加だけでなく、リモートでの参加も可能としました。会場から遠方の方でも参加しやすく、スタッフの方々も参加されていました。

セミナーでは、講義だけでなく、学んだことをすぐにアウトプットできるワークの時間も設けています。また、経験豊富な経営コンサルタントがサポートにつくため、安心して制度を作成できる環境です。きっと医院に適した人事評価制度が作成できると思います。
では、第1回目の内容をご紹介させていただきます。

第1講座


第1講座では、地域一番チーフディレクターの萩原が、人事評価制度の目的と意義、メリット・デメリット、システムの全体像について詳しく説明しました。
人事評価制度を成功させるポイントは、「評価するための制度」ではなく、「従業員が成長するための制度」にすることです。そのためには、どのような目的で制度を作り、どのような取り組みを医院メンバーに求めるのか、そしてその成果をどのように還元するのかを明確にすることが重要です。萩原は、複数の医院で人事評価制度を構築した経験から、具体的な事例を交えてお伝えしました。

第2講座


第2講座では、地域一番ディレクターの中澤が、評価方法について説明しました。評価項目を適正に設定できるかどうかで、人事評価制度の質が大きく変わります。この評価項目を設定する際に重要なのは、理想と現実の間に大きなギャップがないことです。院長先生はついついスタッフに理想を求めがちですが、ギャップが大きすぎるとスタッフは前向きに取り組めません。そのため、講義の最初に現状把握を徹底することが重要であるとお伝えしました。
具体的な評価方法としては、「定量評価」「定性評価」「医院貢献度」の3つを説明しました。実際に医院で適用されている評価項目も紹介し、多くの事例に触れる機会となりましたので、自院の評価制度に大いに役立てることができるでしょう。

第3講座


第3講座では、地域一番ディレクターの渡邊が評価内容作成ワークを行いました。第1講座、第2講座で学んだ内容や気づきを、参加者にアウトプットしてもらいました。この作業を医院に戻ってから行うと、疑問が解決できずに作成を諦めてしまう原因にもなりかねませんが、サポートのコンサルタントと共に作成することで、質の高い評価内容を作成することができます。参加者の方々も疑問が解決でき、とても晴れ晴れしい表情で作成されていました。

以上が第1日目の内容です。
非常に内容の濃い一日になったのではないでしょうか。残り2日間も頑張りましょう!

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