歯科医院スーパーTC育成塾 第13期(2021年)第2回開催レポート
2021年4月7日・8日に大阪と東京で歯科医院スーパーTC育成塾 第13期 第2回が開催されました。全3回コースなので、折り返しを過ぎました。昨年と同様に、今年もZOOMを使ったリモートと会場のハイブリッド開催を行いました。
第2回から、スタート直後にテストを開催しています。昨年は社会情勢の混乱のために他の課題になったので、2年ぶりのテストです。会場もリモート参加者も同時に15分間、真剣に取り組みました。リモートはウェブ受験という初の試みを実施しましたが、大きな混乱はなく、安心しました。
第1講座
さて、例年、第2回ではセカンドコンサル/カウンセリングと補綴コンサルの基本をお伝えすることにしています。補綴コンサルは自費獲得に直接つながることなので注目されがちですが、セカンドコンサルも重要です。理由は患者さんに対して予防歯科を啓蒙したり、治療計画を伝えたりする場となるからです。
というわけで、第1講座は五島から「徹底解説!セカンドコンサル実践のポイント」というテーマでセカンドコンサル手法を細かくお伝えしました。目的、手順、具体的なセリフをすべてお伝えしたので、ついていくのが大変だったかもしれませんが、多くの方ががんばってくださいました。
その後、音声または動画を見て(セリフを書き起こしたものをテキストにつけています)実際の様子を確認したあと、ロールプレイを行いました。マニュアルも完備して、あとで復習もしやすくしています。
第2講座
続く第2講座では萩原から「補綴コンサルの基礎」というテーマで自費治療を説明する意義、具体的な提案方法についてお伝えしました。
参加している歯科医院ではすでに先輩が自費の説明をしているかもしれませんが、TC育成塾の参加者のうちすでに補綴コンサルをしている方は多くありません。単なる業績アップだけでなく、患者さんが納得して意思決定ができて満足度がアップする話し方を丁寧に解説しました。
一通り、補綴コンサルの流れについて説明して後で、動画を見たので、自費説明について「自分でもできる」と実感できたかと思います。最後に、ロールプレイをやって、学んだことの復習を行いました。
次回は最終回となりますが、それまでにまた課題もたくさん出ています。課題はどれもすぐに実践に結びつくものばかりです。日々、歯科医院で業務をしながらTC育成塾の課題を行うのはたいへんだと思いますが、これが最後です。体調に気をつけながらがんばってほしいと思います。