あり方教育セミナー!!
2023年 歯科医院スーパーDr育成セミナー 開催レポート
毎年、2000人近い歯科医師が生まれていますが、多くの歯科医院では歯科医師が採用難です。
そのため、何も出来ない状態から高待遇で入職し、大切に扱われ、ちやほやされる歯科医師も少なくありません。
ただ、そのような扱いを受けて大半の歯科医師が“勘違い”を起こしてしまっているのはご存知でしょうか?
・自分は治療がある程度できるから、開業しても大丈夫
・自分はスタッフと仲良くできているから、開業しても大丈夫
・治療さえしっかりすれば、開業しても大丈夫
大半の勤務医はそのように考えていると思います。
しかし、実際に開業している院長先生からすれば、どれだけ大きな“勘違い”をしているのか、と思われるかと思います。
ただ、そのように思ったとしても、何か厳しいことを少し言うだけで医院を辞めてしまうかもしれない、パワハラだと訴えられるかもしれない、そのように思うと本音を言えないことが多々あると思います。
そこで、歯科医院地域一番実践会が、数々の歯科医院を見てきた中で成長し本当の意味で頼られている勤務医や開業しても成功を収めた勤務医、反対に全く成長しない勤務医や開業しても失敗した勤務医の考え方や行動を忖度なくお伝えさせていただきました。
このセミナーは一人でも多くの“勘違いDr”を生み出さないためのセミナー、“勘違いDr”から救出するためのセミナーです。
第一講座
第一講座では、弊社代表の岩渕から「勘違いDrとは何か?」というテーマでお話をしました。
前述した通り、歯科医院の勤務医は一般的に「勘違いDr」となりやすいです。患者さん、スタッフと周囲の人から「先生」と呼ばれ、得意な治療に専念していれば医院への貢献が生まれて医院で頼りにされます。
しかしながら、長期間にわたってこの状態が続くと、どうなるか?
Dr自身も気づかないうちに“勘違いDr”化されてしまいます。そして、“勘違いDr”になると次第にトラブルが発生するようになります。
所属する歯科医院に取り返しのつかない大きな打撃を与えるばかりでなく、自身が開業して院長になった際にも、問題解決能力が育っていないため、様々な問題に押しつぶされることになってしまいます。
このような事態を避けるため、この講座では明確に「みなさんは勘違いDrです」とお伝えするのです。この事実を受け止めることが今後の成長の大きな一歩になるのです。
第二講座
第二講座では、弊社コンサルタントの横山から「スーパーDrとしての考え方とあり方」についてお話をしました。
横山は、一年間に延べ200以上の歯科医院を訪れ、院長先生方に数多くのアドバイスを行っています。その際、実際の現場やそこで働くスタッフとの面談を行っています。
そのため、歯科医院における優れたDrとそうでないDrの違いを分析する能力に長けています。その経験と知識に基づき、みなさんが目指すべきDrのあるべき姿についてお伝えしました。
・自分の置かれている状況や医院に対する貢献とは何か
・患者さんとのコミュニケーションの理想の取り方はどのようなものか
・スタッフとの接し方について
診療をこなしているだけでは気づきにくい大切な考え方、言動を共有しました。これらを実践するだけで、皆さんはスーパーDrに少しずつ近づくことができるのです。
第三講座
第三講座では、再び岩渕から「スーパーDrになるための具体的な行動」についてのお話をしました。
知らず知らずのうちに“勘違いDr”になってしまうこと、その危険性についてもお伝えしましたが、では実際にその状況から抜け出すためには具体的にどのような行動を取れば良いのかをお伝えしました。
・人間的成長の意義
・将来の自分の姿を明確にする重要性
・適切な目標設定
・治療技術だけでなく、マーケティングやマネジメント能力といった経営能力の重要性
これらの要素をしっかりと学び、勤務している歯科医院で行動し、体得することがスーパーDrになるために必要不可欠なことになります。
是非、明日からこの日の学びを実践してください。その一つひとつの積み重ねが、あなたをスーパーDrへと導くのです。